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2017年3月24日金曜日

セパ穴の考慮

打放しコンクリート仕上げの廊下を歩いていると、


「むむっ」 

断面図
この隙間が気になってしまうのが建築屋のサガなのか、この隙間に「埃が溜まってしまうのでは!?」と思ってしまいます。


ではこれをきっかけに、なぜこのようになってしまったのかを考えてみました。






 通常のセパピッチは外側から300㎜、600㎜と間隔を空けて配置するのだが、今回の様に打放しコンクリート壁は景観にも考慮しなくてはならないのです。

通常のセパピッチ


 今回の事例では、OAフロア+ソフト巾木の高さを考慮する必要があり、そこまでは確認できていましたが、 セパ芯(真中)セパ外径という数字の拾い方までの配慮が足らなかっただろうと推測できます。

詳細 断面図


仕上げからひとつひとつ考慮して、コンクリートを打設する。 


いつもながら考えさせられます。


                               B.Y  H,K 

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