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2016年8月24日水曜日

ArchiCAD 免震EXP.Jの不具合の見える化

免震の建物が多くなってきていますが、建物周りの免震EXP.Jの納まりで
悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

免震EXP.Jは、外構まわりにあるため、大方のものに勾配がついていますよね。
建物側は同一レベルにすることが出来ても、外周側は敷地や道路のレベルに
あわさなければならず、かといってEXP.Jをひねらすことはできません。

これを頭の中で考えていては、いつしか思考回路が固まってしまいます。
そんな時は、迷わずモデル化をして考えましょう。

梁ツールで作成すれば、基本的にひねりは出来ないため、EXP.Jのどこが取り合って
いないかがすぐにわかります。


また、コーナー部で勾配が変わる時は、EXP.J自体をへの字に加工しなければ
ならない場合もあります。そのような場所は、マークアップツールなどで色を
つけておけば打合せ時にもわかりやすいですね。

ここで、モデル作成時の注意点があります。
微妙な勾配がついた梁同士を包絡させるとびよーんと梁が伸びてしまうことが
あります。そんな時は、レイヤーの包絡番号を0にすると包絡をしなく
なります。

                                                T.F

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