そのため、工事が出来る範囲を大きくするためには、搬入などで工事の出来ないスペースを小さくすることが大事です。
そこで、このスライド式荷取り架台です。
仕組みは荷取りステージを平行にスライドして、荷取りスペースと荷揚げ開口に出来るものです。
『メリット』
・建物内のため第三安全が確保される。(例え荷崩れしても影響は少ない)
・建物内の上下揚重であるため比較的効率が良い。
・人力で開口の開閉(横にスライド)できるので容易である。
『デメリット』
・開口四周に養生(墜落災害防止措置)を行う必要がある。
・荷揚げするために全部階を開ける必要(レッカーの揚重するの上下にあるため)がある。
・仕込みとして架台が動く位置にレール(溝型鋼)を取り付けることが必要である。
・雨仕舞が必要となる。
私の思いとしてALC屋、LGSの長尺物搬入にはとても効果的に感じました。
また今回の現場は人通りが多いため、第三者の安全確保のために欠かせないと実感しました。
H.K
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