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2014年12月22日月曜日

ArchiCAD 部品倉庫を作ろう!

ArchiCADで作図をするときに、モデルに目的があるか、無いかで、
出来上がったモデルは、3Dで見える外見は同じでも全く異なったものに
なってしまいます。

また、複数の人で作図する場合は、統一したルールのもとに作らなければ
十人十色のモデルになってしまいますよね。

そして、CADの設定は自由自在、ルールを決めてもそのルールに現れない
部分も出て来ますし・・・。

さらに、作図者が考えながら作図していてはどんどん時間ばかり過ぎて
しまいますよね。

そこで、あらかじめテンプレートファイルを作成して、その中に作図する
部位の部品を置いておき、作図する人はその部品をコピーして使うことに
すれば、誰が作図しても品に含まれる情報同じものになります。

これが、物件毎の部品倉庫です。


















3Dではこんな感じです。
















この部品を、建物特有のもの、建物共通で使えるものに分けて
蓄えることで、部品倉庫の品数を増やしていくことが出来ますね。

ここで重要なのは、あらかじめモデルの目的を明確にすることです。
例えば、「外壁の部材毎の数量を算出するため」とした場合、
テンプレートファイルは

      ↓↓↓こんな感じです。

①部材毎にビルディングマテリアルと材質を設定して、数量一覧表では
 その部材の数量が表示されるよう設定をしておく。


















②作図者が速く、間違えなく作図できるよう、あらかじめ配置する部品を
  配置する高さに置いておく。

















③基本となる基準点、フロア、通り芯を入れる。


これで、目的に応じたモデルを、作図者によらず作成することが出来ますね。

                                                T.F

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