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2012年9月10日月曜日

塗床の仕上がり面を綺麗に保つために

綺麗な塗り床の表面はツルツルで触っても気持ちの良いものですね。

そこで、塗り床施工時の主な注意点を見てみましょう。            
           
・床コンクリートの乾燥期間は、夏季3週間・冬季4週間を目安とする
                        
・含水率が4.7%~5.0%である事を確認する(塗床メーカ仕様による)       
               
・気温が5度以下、湿度80%以上では施工を避ける           
           
などがありますが、この内容を厳守しても気泡(膨れ)が出る事例が
ありました。   
                   
塗り床は基材と硬化剤による化学反応で硬化するものがほとんどで
この場合は微量にガスが発生しながら硬化していきます。







通常は全体に均等にガス発生と硬化が進むので膨れは生じませんが、
空調機の試運転等による継続的な気流の発生で塗床表面が早期硬化
を起こしてしまうとガスが抜けなくなり、気泡が出来やすくなってしまいます。























屋内で塗り床を施工する場合は、空調機の試運転は
硬化を確認してからにしましょう。
                       
by MK

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