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2020年12月16日水曜日

Revit_壁のボード積算時の注意

 壁のボードの高さが異なるとき、壁のレイヤごとに面積を拾う際の注意事項です。

壁のレイヤの高さを変更する場合は、下記の3つのやり方があると思います。

①レイヤをパーツにしてレイヤ高さを変更

②レイヤの上部ロックを解除して高さ変更可能にする

③レイヤの領域を指定の位置で分割する


この3タイプの壁を作成し、それぞれボードがちゃんと拾えているか試してみました。


①壁を選択してパーツに分解し、形状ハンドルを表示させます。

 片側のボートを下げて、マテリアルを拾ってみましたが、

 ボードの面積は反映されませんでした。

 オリジナル表示にすると元の高さで表示されるため、

 積算もオリジナルの値のようです。




②壁のアセンブリを編集-垂直部材の編集で、

 片側のボードのレイヤー上部のみロック解除し、

 形状ハンドルでレイヤ高さを変更します。



マテリアルを拾ってみると、ボードがちゃんと少なく積算されています。



※ロック解除は、隣り合うレイヤしか解除できません。

ボードの両面で高さが異なる場合は、次の③の方法が良いと思います。


③壁のアセンブリを編集-垂直部材の編集で、任意の高さで領域を分割し下部をGB、

 上部をガラスとします。


マテリアルを拾ってみると、ボードがちゃんと少なく積算されています。 

ガラス分の値はフィルタで非表示にすればOKです。




このようにマテリアルで拾う場合は、編集方法によって面積が反映されないようなので、

事前に検証すると良いと思います。




TM

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