壁のボードの高さが異なるとき、壁のレイヤごとに面積を拾う際の注意事項です。
壁のレイヤの高さを変更する場合は、下記の3つのやり方があると思います。
①レイヤをパーツにしてレイヤ高さを変更
②レイヤの上部ロックを解除して高さ変更可能にする
③レイヤの領域を指定の位置で分割する
この3タイプの壁を作成し、それぞれボードがちゃんと拾えているか試してみました。
①壁を選択してパーツに分解し、形状ハンドルを表示させます。
片側のボートを下げて、マテリアルを拾ってみましたが、
ボードの面積は反映されませんでした。
オリジナル表示にすると元の高さで表示されるため、
積算もオリジナルの値のようです。
※ロック解除は、隣り合うレイヤしか解除できません。
ボードの両面で高さが異なる場合は、次の③の方法が良いと思います。
③壁のアセンブリを編集-垂直部材の編集で、任意の高さで領域を分割し下部をGB、
上部をガラスとします。
マテリアルを拾ってみると、ボードがちゃんと少なく積算されています。
ガラス分の値はフィルタで非表示にすればOKです。
このようにマテリアルで拾う場合は、編集方法によって面積が反映されないようなので、
事前に検証すると良いと思います。
TM
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