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2020年12月9日水曜日

ArchiCAD_フロア数の違うホットリンクの注意

フロア設定の違うモデルをホットリンクする場合、

階高の違いについては元のフロア設定を維持できますが、

フロアの数が違うとリンクモデルが欠落してしまうことがあります。


例えば建築モデルのフロア設定数に対して、

Fabモデルなどが他のBIMソフトで作成されており

リンクファイルのフロア設定数が多いといった場合です。


そのような場合にそのままリンクしてしまうと、

不足するフロアに配置されている要素については、

表示されない状態でリンクされてしまいます。

(このとき「ホットリンクソースのフロア構造の高度を保持」でリンクしています。)




リンクファイルの要素を基準となるレベル(1Fなど)に配置し直したり、

基準となるレベル以外のフロアを削除してまったりして欠落を防ぐこともできますが、

今回は元のフロア設定のままリンク先のフロア設定を増やすことで欠落を防ぐ方法です。


リンク先のフロア設定を増やす際には、階高は特に気にせず、

リンク元(Fabモデル等)と同じフロアの数(番号)になるように設定することが

ポイントです。

これでリンク先の配置フロアができたので、欠落なく表示することができました。




リンクしたときに欠落していることに気付けば良いのですが、

2,3フロア数程度の違いだと部材が抜けていることに気付きにくい場合もあるかと思います。


特にリンク元のフロア数が多い場合には、

リンク元と先のフロア数の違いに注意した方が良さそうです。



TM

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