国土地理院の基盤地図情報の標高データをArchiCADに取り込んでメッシュで地形モデルを作成できます。
2015/04の【ArchiCAD 「地理院地図3D」を活用し、地盤モデルを作成する】ではモルフで取り込まれ、縮尺が合いませんでした。
①予め同サイトで無料配布している、FGDV.exeをダウンロードしてください。
②登録が必要なので、新規登録してからログインします。
③サイトの「基盤地図情報数値標高モデル」をクリックします。
④「5mメッシュ」または「10mメッシュ」で地図上で場所を選択するか、地域を選択していきます。
⑤ZIPファイルを選択して「ダウンロード」をクリックします。
⑥ダウンロードしたZIPファイルをFGDV.exeで開き、取り出したい地形の場所をウィンドウ内でアップにし、「エクスポート」>「標高メッシュデータのシェープファイルデータへの変換」でxyz形式で出力します。
⑦出力したxyzファイルは、XとYが逆転しているので、エクセルで列を入れ替え保存し直します。座標情報なので、そのまま取り込むとモデルが原点から離れてしまうので、必要があればXYZの座標値を調整しましょう。
⑧ArchiCADで、「デザイン」>「測量データからメッシュを配置」でメッシュツールで地形モデルが作成されます。
測量図の座標値と調整ができれば、建物モデルとバッチリ合わせて統合することができますよ!
メッシュツールなので扱いしやすいですね!!
ぜひお試しください!
FH
コメント失礼します。
返信削除XとYが逆転しているので、エクセルで列を入れ替えの方法について教えていただけないでしょうか。
Excelで(区切り文字をコンマとして)xyzファイルを開けるとA~D行に4列、A:カウント B:Y軸 C:X軸 D:Z軸 に該当する数値の羅列が入っています。
削除B列とC列が「逆転しているXとY」になるのでこれを入れ替えます。
C列を選択>右クリック>切り取り>B列を選択>右クリック>切り取ったセルの挿入