ページ

2023年4月13日木曜日

ArchiCAD24 Grasshopper Live Connection (天井を作成 -2)

今回は、ゾーンを入力していない(壁は入力している)場合に
GH Live Connectionを使って 天井(スラブ)を作成してみたいと思います。

GHの操作がよくわからなくてもできそうな方法でやってみます。


まず、壁がある範囲にスラブを大きく入力します。
このとき、スラブのビルマテは壁より弱いものを使います。





3Dだとこんな感じです。




平面ビューに戻り
「平面図から新規3Dドキュメントを作成」をします。

画面は3Dドキュメントの画面です↓




壁のレイヤーをオフします。

スラブを選択すると、壁がある部分でくり抜かれているのがわかります。



これを「名前を付けて保存」でdwg形式で保存します。




続いて、保存したdwgをRhinoで開きます。
選択してみると
ブロックインスタンスになっているので



選択した状態で
コマンドに「Explode」→ Enterキー
続けて  「join」→Enterキー
をします。
これにより閉じた曲線を作ることができました。




「curve」をセットして
GH Live Connection につなぐと




スラブが作成されました。
(レベルは設定してないので、z=0のレベルになっています。)




一部スラブを選択してみるとこんな感じです↓
閉じた曲線すべてにスラブが作成されているため、
いらないものは消す必要があります。
また、入力した壁によって意図しない形状になっていることも
あるため、必要に応じて編集します。



あとは仕上表や天井伏図などを元に
レベルを調整するという流れになります。






今回、本当は壁だけでできないかなと思ったのですが、
閉じた曲線を作るのがちょっとうまくいかなかったので
ArchiCADのビルマテが弱いものがくり抜かれるという
特性を使ってやってみました。


機会がありましたら、試してみてください。




y-ito






0 件のコメント:

コメントを投稿