手順はコンクリート躯体を通り芯と一緒にオブジェクト化し、そのオブジェクトと
コンクリート躯体の工区にみなしたスラブ要素でソリッド編集(交差部)し、
ソリッド編集された要素の体積を一覧で表示といった流れです。
◆メリットとしては以下の2つです
・「交差部」でのソリッド編集のメリット
⇒工区要素が躯体の形状そのままになる為、その要素の数量そのものがコンクリートの数量となる。
・躯体をオブジェクト化するメリット
⇒・柱・梁、スラブなど様々な複数要素で作成されたモデルを1つの要素として扱え、ソリッド編集の
「交差部」を使ってソリッド編集可能になる。
◆ポイント(コツ)としては2つです。
・通り芯を一緒にオブジェクト化する
⇒オブジェクト化したコンクリート躯体を配置する際通り芯の交点などで位置を正確に配置できる。
・オブジェクト化するコンクリートの要素を平面ビューの状態でオブジェクト化する
⇒オブジェクトを配置する際、平面ビューで配置しやすい。
①コンクリート要素をオブジェクト化
⇒3Dビューで選択して、[編集]-[選択を平面に反映]をし、平面ビューの状態で[ファイル]-
[ライブラリとオブジェクト]-[選択内容の名前を付けて保存]で名前を付けて保存。
[ライブラリとオブジェクト]-[選択内容の名前を付けて保存]で名前を付けて保存。
3Dビューで通り芯と一緒に選択 |
選択を平面に反映 |
②オブジェクトを配置し、工区要素(スラブ要素)を作成。
通り芯の交点でスナップが効くので配置しやすい! |
③「交差部」でソリッド編集(ターゲットを工区要素とします!)
ソリッド編集「交差部」 |
コンクリートの形状そのものに! |
④一覧表作成⇒ 工区毎の数量が確認できました!
次回はこの手法を元に躯体コンクリートの変更に対する管理方法について御紹介致します。
A.M
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