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2017年2月16日木曜日

ArchiCAD _スラブ段差部の表現(S造)

スラブ段差部の表現を少し工夫する事で段差部の納まりの状況を理解しやすくする方法の紹介です。

POINT
 ・「表現の上書き」を使ってレベル毎にスラブを色分け


 ・色分けの色を少し半透明にする事で段差部を表現できる様にする。


■手順

①表現の上書きのルールをスラブのレベル毎に作成し、上書きスタイルの色を決める。
 この時、塗りつぶしの種類を「25%」とする事がポイント。



表現の上書きルール作成

②表現の上書きセットを作成を作成し、(名前:「レベル」)①で作成した上書きルールを追加。




表現の上書きセット作成


③スラブの段差部の入力方法はレベルの違うスラブの場合下部のスラブを段差部の所定の位置へ配置。
 ペットパレットなどを使って調整。
 ⇒平面ビューで上下のスラブの重なりが色で分り、段差の状況が分り易いです。


スラブ配置(段差部分り易い):紫色の少し濃い部分


3Dビューで確認すると図の様になっています。

       
        スラブと鉄骨梁の取合いにはデッキ受用の嵩上げ材が必要だな。。。。。
       
Dビューで確認



⑤取り合う鉄骨梁に対しての納まりも確認でき、デッキ受の為の嵩上げ材の必要性も誰もが理解できる状況になります。


デッキ受材の必要性など誰もが理解できる!



A.M


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