3D表示に時間がかかる原因のひとつに「包絡」があります。
下の画像のデータは、TEKLAで作成した屋根トラスのデータで、IFCをArchiCADに取り込んでみたところ、3D表示に10分ほどかかっていました。
IFCのデータ自体の容量は7MB程度、ArchiCADに取り込んだ時のplnデータ自体の容量は25MB程度で比較的軽いデータです。
原因は、梁などが交差する部分の「包絡」でした。
梁などが交差する部分が多くあるため、包絡処理に時間がかかっていました。
そこで、部材のレイヤーの交差グループ番号を「0」(※)に設定したところ、3D表示は数秒に改善されました。

3D表示時に包絡する必要のない部材のレイヤーの交差グループ番号を「0」に設定することで、3D表示は比較的早くなります!
※交差グループ番号「0」:両方の要素が交差グループ番号「0」の場合、(同じレイヤー上でも異なるレイヤー上でも)交差(包絡)は行われない。
Takayuki.H
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