前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐③」の続きで、今回はワークセットを使ったステップ図について、メリットデメリットを紹介します。
■メリット
①細かいステップ表現をした場合、ワークセットの新規作成で済む。
ワークセットを新規作成は、フィルタの設定ほどの手間はありません。
②修正する場合のビューテンプレート設定の手間が少ない。
例えば、ステップ2と3の間にもう一つステップの追加が必要になり、修正する場合、その分のワークセットを作成すれば全てのビューテンプレート内のワークセット設定に作成したワークセットは自動で追加されているので、フィルタのように手動で全てのビューテンプレートに追加するという手間が必要ありません。
■デメリット
①要素をワークセットに割り当てる手間が必要。
各要素を各ワークセットに割り当てる必要があるため、要素を選択してワークセットを設定するという手間があります。
要素の数が多いと選択する大変さがあります。
(要素を選択する方法は様々なアドインを使うことで、要領よく選択する方法もありますのでこのデメリットはある程度解消できる場合もあります)
②ステップの対象要素の色を上書きして、強調表示できない。
ビューテンプレートのワークセット設定では表示非表示の設定しかできないため、ワークセットの要素の色を上書きすることはできません。
色を上書きして、強調表示したい場合は、フィルタを使用するしかないと思われます。上記のメリットデメリット以外にもあるかもしれませんが、上記内容を考慮の上、作成方法をよく検討する必要はあると思います。
Takayuki.H
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