前回の「REVIT_施工ステップ図作成‐②」の続きで、今回はフィルタを使ったステップ図について、メリットデメリットを紹介します。
■メリット
①フロアごとのステップ表現でよければ、フィルタの設定は簡単にできる。
下図のように柱であれば基準レベルでフロア全部の柱をフィルタ出来るので、要素の個数が多くても設定が容易です。
柱以外の他の要素も基本参照レベル等でフィルタが可能です。
②ステップの対象要素の色を上書きして、強調表示できる。
ビューテンプレートの「表示/グラフィックスの上書き」のフィルタの設定で対象要素の色を上書きして、分かりやすいステップ図を作成できます。
■デメリット
①細かいステップ表現をした場合、フィルタの設定が大変。
細かくなればなるほど、フィルタの数も多くなるためフィルタの設定手間が増えます。
②修正する場合のフィルタ追加の手間。
例えば、ステップ2と3の間にもう一つステップの追加が必要になり、修正する場合、その分のフィルタ作成と全てのビューテンプレート内のフィルタ設定に作成したフィルタを追加しなければなりません。
ステップの数が多ければ多いほど、この手間が増えます。
上記のメリットデメリット以外にもあるかもしれませんが、上記内容を考慮の上、作成方法をよく検討する必要はあると思います。
Takayuki.H
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