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2018年1月17日水曜日

ArchiCAD21新機能その3「パラメータの選択置換」

ArchiCAD21がリリースされ、新機能がいくつか追加されました。
その中のいくつかを試してみたいと思います。


今回は、パラメータの選択置換について。


要素のパラメータを取得して置換を行う場合、ArchiCAD20まではすべてのパラメータが置換されましたが、
ArchiCAD21からは置換するパラメータを選択できるようになりました。

①メニューの「編集」→「設定変更」→「要素転送設定」を選択します。




②別ウィンドウが開き、ここで置換したいパラメータを選択して、セットを作成できます。
あらかじめデフォルトで7つのセットが作成されています。






③新規で作成したい場合は、新規作成ボタンを選択し、名前をつけて、ウィンドウの右側で、各要素のパラメータにチェックを入れます。
チェックを入れたパラメータのみ置換されることになります。





を例に③で作成したパラメータセットを使って、置換を行ってみます。
作成したセットは、レイヤーとIDが置換されないようにしたものです。

左のコンクリート壁のパラメータを取得し、右の壁に置換してみます。



Ctrl+Altを押したまま、右の壁にカーソルを合わせると、ボックスが表示されるので、選択します。
作成されているセットを選択できるので、使用したいセットを選択します。




パラメータ置換ができました。




では、レイヤーとIDはもとの壁の設定のままか確認してみます。
壁の設定画面を見てみると、



レイヤーとIDは置換されていないことが確認できました!

Takayuki.H

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