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2018年1月25日木曜日

順打ちのような逆打ち

「逆打ち工法」について検索すると、
たいていは下図が出てきて

(SMW、構真柱建込、仮支柱、etc...は省略)
1階床(トップスラブ)打設
XX節鉄骨建方(地上)
+
XX次掘削、XX段目切梁架設やB1床打設(地下)
XX節鉄骨建方(地上)
+
XX次掘削、XX段目切梁架設やB2床打設(地下)
と、なっています。
※あくまで例です。
毎回切梁とは限りません。

つまり、逆打ちとは1階床(トップスラブ)打設後
上下同時に作業が進むのが謳い文句であり、定石とされています。

しかし、安全性や地盤状況、そして敷地面積等を考慮すると
地上鉄骨建方が後追いになることがあります。

ある案件では、
6次掘削のうち4次掘削まで、地上は0節だけの状態でした。

理由は、
(都会など、駅周辺ならよく起こると思いますが)敷地のほとんどがSMW範囲で、
1階床のダンプなどがある程度撤退してから
鉄骨建方を開始する予定だったから、だそうです。
それでも、あまりコストアップしないそうです。

実は、このタイミングでの逆打ちはあまり珍しくないそうです。

他にも専門的な難しい事言ってましたが、よくわかりませんでした笑
「ほとんど順打ちじゃん」って思いましたが、
いろいろ困難な条件下で、検討が行われているみたいですね^^;;

バカの一つ覚えで、"1階床からスタート"と覚える前に
一度じっくりお話を聞いてみると、いろいろ勉強になるかもしれませんね。

Rae

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