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2014年3月28日金曜日

歩掛表の作成方法

歩掛表を作成したことはりますか?

現場管理をしている時は型枠大工さんは一日何㎡できるから・・・と工程管理をしていましたが、

今回は別の使い方を紹介します。


下図はモデル入力の小梁の歩掛表でExcelで作成したものを共有フォルダに入れています。
(BIMサーバーを使用して複数名でモデルを作成しています)

作業時間と入力数を入れると1時間当たりの入力数(歩掛)がグラフとして表われるようにして
います。また、見積もりの全体数量を入れているため、現在の出来高が何割かも分かるように
なっていますので進捗の管理にも使えます。

人によってグラフの色を分けているため、早い人の入力方法を見て、更なる改善ができないか
話し合い、全体のスピードアップを図ります。

一番早く入力できているボーダーラインは可変で、ボーダーラインを上げられるように各自考え
作業を行います。

人によるスピードの差は殆ど変らなくなりますが、その他で歩掛が悪いものを探します。
この時は小梁に勾配が付いていたのが原因でした。あらたに勾配が付いた場合の早い入力
法を話し合います。

 


午前、午後で12回歩掛表を付けていますが、ArchiCADの条件検索で数を拾うだけなので手間
は掛かりません。全員の作業が見える化できますので、問題を見つけたり、上手くいっている場
合は評価することができます。
sakamoto

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