現場管理をしている時は型枠大工さんは一日何㎡できるから・・・と工程管理をしていましたが、
今回は別の使い方を紹介します。
下図はモデル入力の小梁の歩掛表でExcelで作成したものを共有フォルダに入れています。
(BIMサーバーを使用して複数名でモデルを作成しています)
作業時間と入力数を入れると1時間当たりの入力数(歩掛)がグラフとして表われるようにして
います。また、見積もりの全体数量を入れているため、現在の出来高が何割かも分かるように
なっていますので進捗の管理にも使えます。
人によってグラフの色を分けているため、早い人の入力方法を見て、更なる改善ができないか
話し合い、全体のスピードアップを図ります。
一番早く入力できているボーダーラインは可変で、ボーダーラインを上げられるように各自考え
て作業を行います。
人によるスピードの差は殆ど変らなくなりますが、その他で歩掛が悪いものを探します。
この時は小梁に勾配が付いていたのが原因でした。あらたに勾配が付いた場合の早い入力方
法を話し合います。
午前、午後で1日2回歩掛表を付けていますが、ArchiCADの条件検索で数を拾うだけなので手間
は掛かりません。全員の作業が見える化できますので、問題を見つけたり、上手くいっている場
合は評価することができます。
sakamoto
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