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2014年3月20日木曜日

ArchiCAD クレーンと建物の干渉確認

 現場のクレーン作業で山越し(建物や足場を超えて揚重作業を行うこと)作業
を行うとき、ブームが建物や足場に干渉しないか事前に検討しなければなりません。

例えば、下図1の様な建物の山越し作業を行ったとします。
(揚重物の位置がクレーンのブームと直角になる場合)


下図 1



この様な場合は、建物の断面が描きやすいのでブームと建物の干渉チェックは容易にできると
思います。

それでは下図2のような場合はどうでしょう。
(揚重物の位置がクレーンのブームと直角にならない場合)


下図 2


この様な場合は、建物の断面が描きにくく、断面作成に時間を費やしてしまいます。
(しかもこの場合、建物が一部高くなっている部分があり、さらに描くのが難しくなっています。)

この様な場合にArchiCADの断面図ツールにて断面位置を下図3の様に設定します。


下図 3


すると何の苦労もなく下図の様な断面図が描け、建物とブームの干渉チェックが可能です。



T.S

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