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2016年10月6日木曜日

ARCHICAD20の新機能① 「表現の上書き」 

先日、ARCHICAD20がリリースされました!!

20から追加された新機能が幾つかありますので、ご紹介したいと思います!

今回は、表現の上書きです!


表現の上書き」は、簡単に説明しますと“プロパティのルールに基づいた色分け”です!

今回は、鉄骨梁のレベルを「表現の上書き」を使用して表現したいと思います。


まずはじめに、「ドキュメント」の「表現の上書き」から「表現の上書きルール」を選択します。



このウィンドウで「ルール」を設定していきます。
「新規作成」で名前を入力して「OK」を選択します。



基準」で条件を指定し、「上書きスタイル」で条件を満たす要素の表現を設定します。



今回は、図のようなルールを作成しました。
※「柱」のルールは、材質だけ色を変える設定をしています。



ルールを作成したので、次はセットを作成します。
「ドキュメント」の「表現の上書き」から「表現の上書きセット」を選択します。



このウィンドウでは、先ほど作成したルールを組み合わせてセットを作成します。
「新規作成」で名前を入力して「OK」を選択します。



「追加」から先ほど作成したルールを選択して「OK」で完了です!



3Dビューで見てみると・・・



見事に梁のレベルごと材質が変わっています!
さらには、平面図ビューでもペンの色が変わっています!
入力しながらレベルチェックができます!



この「表現の上書き」を活用すれば、モデル作成時用モデルチェック用など
瞬時切り替えることができ、とても便利です!



ちなみに「表現の上書きセット」は、ルールと一緒にエクスポートできるので、
ベースを作成してしまえば、他プロジェクトでも使い回しできます!



今回の例だけでなく、さまざまな活用方法が期待できる機能ですので、
是非ご活用してみてください!


NF

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