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2015年10月28日水曜日

ArchiCAD 基礎躯体モデルを利用して掘削法面モデルを作成

以前にも、
シェルパブログで掘削モデルに関してご紹介しておりますが、

(2013/06/12 ArchiCAD 根切りのモデルを作る
(2013/07/11 ArchiCAD メッシュで掘削モデルを作る+体積も積算する!


「基礎躯体モデルはもう作成したものがあるよ!」

もしも、そんな時は

基礎躯体モデルを利用して、
掘削法面モデルを作成 していきましょう♪

まず、基礎躯体モデル、そしてメッシュツールで作成した地盤を準備します。

次に、下から基礎躯体モデルを見上げたような状態のパース表示となるように操作し、
躯体底面にモルフ面をマジックワンドで作成します。

(☆このモルフ面が、掘削時の床付けレベルとなるので、
 作成後に、必要に応じて捨コンと砕石分を考え、配置高さレベルを調整してください!)



平面図画面に切り替え、

作成したモルフを選択し、ペットパレットの [すべての辺をオフセット] を選択。

余掘幅分を入力します。


それから、法面の作成です。

壁ツールを使って作成していきます!

壁のデフォルトを設定で

・ [壁形状] を 「傾斜」
・ [壁厚] を 「1」
・ [角度] を 地盤状態に合わせて設定。 今回は 「60」 と入力します。


以上を入力して、 [OK] を選択。

☆壁入力前に、メニューの[編集]-[グループ化]-[自動グループ化] を選択しておきましょう♪


パース画面に切り替え、底モルフをマジックワンドして壁を配置していきます。


ここまでが下準備となりますが、もう完成は間近ですよ!!☆


では、ソリッド編集で掘削法面の姿を現していきましょう♪

メニューの[デザイン]-[ソリッド編集] を選択します。

地盤メッシュを [ターゲット要素] にし、


底モルフと法面壁を [オペレーター要素] にします。



[編集を選択:] で [上方向へ減算] を、

[ターゲットの新規表面] で [オペレーターの属性を継承] を選択し

[実行] をクリック!

あとは、法面壁と底モルフのレイヤーを非表示にすると

掘削法面モデルの完成です!!

底モルフと法面壁のビルディングマテリアルを変更すれば、
色分けができて、より分かりやすいパースになるかと思います☆


YS

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