毎日暑い日が続きますが、皆さん
夏を満喫してますか~?
海水浴にもう行きましたか~?
海といえばやっぱりビキニ!?・・・イヤイヤ・・・潮風ですよね!!
(ちょっと無理ヤリ・・・)
これは海に近い建物の外部金物は「錆びやすい!」
という事例の紹介です。
「あったりまえじゃん!だから錆びに強いステンレス材を使えば
いいじゃん!!」って思ったあなた!
ステンレス材でも錆びるのです。
この写真は、太平洋沿岸から陸に向かって約0.6kmあたりに建つ
築4年の外部手摺の状態です。
とってもイイ感じの錆び具合ですね~(違う違う!)
材質はSUS304のヘアライン仕上げです。
ちなみに同じ建物の別の場所にあるステンレス製建具の
写真です。
鏡面仕上げが美しいです~!
この違いは、やはり表面の仕上げ状態で「潮風」の影響が
変わってくるものだと考えられます。
ヘアライン仕上の場合は、表面に細かいキズを付けるので
潮風の塩分がどうしても「こびり付いてしまう」のです。
長年この塩害に晒され続けることにより、錆が発生したと
考えられます。
鏡面仕上は、表面が滑らかなので「こびり付き」が少なく
錆が発生しにくいと思われます。
だったら手摺りも「鏡面仕上」にすれば~?
って話になるのかと言うと、そうではありません。
この美しい鏡面に手垢をペタペタ付けられますか?(笑)
そもそも「鏡面仕上の手摺り」なんてあまり見かけない
気がします。
下の写真は、また別の場所ですが、
スチール下地に塗装をしています。
結局は地味な対策なのですが、定期的にペンキを塗り替えて
塩害対策のメンテナンスをするのが、海に近い建物としては
良い方法なのだと思われます。
by MK
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