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2014年8月13日水曜日

外部金属の錆防止

毎日暑い日が続きますが、皆さん


夏を満喫してますか~?

海水浴にもう行きましたか~?

海といえばやっぱりビキニ!?・・・イヤイヤ・・・潮風ですよね!!
(ちょっと無理ヤリ・・・)


これは海に近い建物の外部金物は「錆びやすい!」
という事例の紹介です。


「あったりまえじゃん!だから錆びに強いステンレス材を使えば
 いいじゃん!!」って思ったあなた!


ステンレス材でも錆びるのです。


この写真は、太平洋沿岸から陸に向かって約0.6kmあたりに建つ
築4年の外部手摺の状態です。





















とってもイイ感じの錆び具合ですね~(違う違う!)

材質はSUS304のヘアライン仕上げです。


ちなみに同じ建物の別の場所にあるステンレス製建具の
写真です。


















鏡面仕上げが美しいです~!

この違いは、やはり表面の仕上げ状態で「潮風」の影響が
変わってくるものだと考えられます。

ヘアライン仕上の場合は、表面に細かいキズを付けるので
潮風の塩分がどうしても「こびり付いてしまう」のです。
長年この塩害に晒され続けることにより、錆が発生したと
考えられます。

鏡面仕上は、表面が滑らかなので「こびり付き」が少なく
錆が発生しにくいと思われます。

だったら手摺りも「鏡面仕上」にすれば~?
って話になるのかと言うと、そうではありません。

この美しい鏡面に手垢をペタペタ付けられますか?(笑)
そもそも「鏡面仕上の手摺り」なんてあまり見かけない
気がします。

下の写真は、また別の場所ですが、





















スチール下地に塗装をしています。

結局は地味な対策なのですが、定期的にペンキを塗り替えて
塩害対策のメンテナンスをするのが、海に近い建物としては
良い方法なのだと思われます。

by MK

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