ページ

2022年1月12日水曜日

Revit 集計表で[計算されたパラメータ]を活用 2

前回に引き続き、[計算されたパラメータ]を使ってみます。

前回は単純に面積の1/2の値を集計表に表示してみましたが、今回は少し条件を付け加えたいと思います。

例えば、スプリンクラを設置しているエリアだけは、面積区画の緩和により集計表上では面積を1/2として表示したいとします。


まず始めに、スプリンクラの設置が有るのか無いのかを決定するパラメータを追加します。

エリアに下図のようなパラメータを設定します。重要なのは、パラメータタイプが[はい/いいえ]に設定されていることです。


設定をすると、エリアのパラメータに[スプリンクラ]が表示されるので、スプリンクラのあるエリアのチェックボックスをオンにします。(今回はエリアAとBの二つのエリアを作成して、エリアBのみスプリンクラのチェックをオンにしました。設置のないエリアはチェックボックスをオフにするのを忘れないようにしましょう)


ここまで、設定ができたら集計表に戻ります。

集計表のフィールドに[スプリンクラ]のパラメータを追加します。


次に、[計算されたパラメータを追加]を選択して、下図のようなパラメータを作成します。
(  if(スプリンクラ,面積/2,面積)と入力しています。)


設定すると、集計表で[スプリンクラ]のチェックのあるエリアだけ、面積が1/2で表示されました。


このような感じで、パラメータと計算値を利用すると集計表の表現の幅が広がるので、他にも色々試してみたいと思います。

Ter


0 件のコメント:

コメントを投稿