パラペットと外壁の取合いの特徴の一例を紹介します。
下図の様に外壁をパラペット天端まで伸ばす場合(図1)と、外壁天端をパラペットの下端までとする場合(図2)で比べてみます。
図1の場合パラペットの前に外壁がありRCが露出しないため、捨型枠での施工で良いのですが、図2の取合いだとRCが露出してしまいます。
そのため足場を設けて型枠による施工が必要になります。その場所が足場を組めるのか否かの注意が必要です。
また図2では笠木の大きさが図1よりも小さいもので済みます。
他にも外壁の下地の位置やスラブ端部など鉄骨二次部材の要領も変わってくるので、それぞれの特徴とメリットデメリットを考えられたら良いと思います。
J.N
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