プレゼンなどでBIMxをiPadで見せる際、一番最初に目に入ってくるのは、BIMxモデルのサムネイル画像です。
この画像がいわばBIMxモデルの顔となるわけですから、それを念頭にBIMxモデルを作成したいところですね。
また、見せたいポイントを予めギャラリーに登録する際にも注意が必要です。
今回は、モバイル端末用のBIMx作成時に覚えておくと良いTipsを紹介いたします。
サムネイルをカスタマイズ
まずは、BIMxモデルの顔、サムネイルのカスタマイズ方法です。ここで適当にビュー登録してしまうと、、、
このように、なんとも残念なサムネイルとなってしまいます。
(一番上のモデル。下のはサンプルデータです。)
こうならないためにも、ちゃんと視点を考慮してビュー登録を行いましょう。
ちょっと良く見せるコツとしては、
①影の効果を付ける。
[3Dウィンドウの設定]から影を付けられます。
②背景を付ける
[レンダリング設定]で背景を付けておくと、サムネイルにも反映されます。
なお、反映されるのはサムネイルのみで、BIMxモデルを開いた際の背景は、発行セットで3Dビューを選択し、[オプション]で設定した背景がデフォルトで適用されます。
これらを設定し、BIMxを発行すると、、、
このとおり、サムネイルに背景や影が反映され、だいぶ見栄えのするものになりました!
ちなみに、3Dビューが複数ある場合は、基本的に一番順番が上にあるものが、サムネイルとなるようです。
ただし、一部にグローバルイルミネーションをかけると、順番が変わる場合があるのでご注意ください。
発行中に一番上に来ていれば大丈夫なようです。
ギャラリーをカスタマイズ
この視点の登録はArchiCAD20以降はArchiCAD内で行いますが、注意したいポイントがあります。
それは、ビュー保存された3Dビューをどんどん追加すると、ギャラリーではなく、BIMx内の3Dビューが追加されてしまいます。
したがって、BIMx内でビューを呼び出したい際に、いちいち別の3Dモデルとしてビューを切り替えることになってしまいます。
ではどうするのかというと、ギャラリーは、「カメラ」で追加します。
登録したい視点にカメラをそれぞれ配置し、ビュー登録し、
パスが繋がった一連のカメラごと発行セットに登録します。
また、発行セットの[オプション]の[ギャラリーオプション]で[カメラを分離されたギャラリー項目として追加]に設定しておく必要があります。
グローバルイルミネーションはお好みで。
これでBIMxを発行すると、、、
はい、ちゃんとギャラリーに登録されています!!
これで登録した視点の切り替えもスマートにできそうですね!
おわりに
いかがでしたか?ちょっと細かい話でしたが、プレゼンなど見栄えが重要なシチュエーションでは使えるTipとなるかと思うので、試してみてくださいね。
R.O
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