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2016年11月8日火曜日

ArchiCAD_3D表示が遅くなる原因「包絡」


3D表示に時間がかかる原因のひとつに「包絡」があります。

下の画像のデータは、TEKLAで作成した屋根トラスのデータで、IFCをArchiCADに取り込んでみたところ、3D表示に10分ほどかかっていました。

 IFCのデータ自体の容量は7MB程度、ArchiCADに取り込んだ時のplnデータ自体の容量は25MB程度で比較的軽いデータです。

原因は、梁などが交差する部分の「包絡」でした。

梁などが交差する部分が多くあるため、包絡処理に時間がかかっていました。

そこで、部材のレイヤーの交差グループ番号「0」(※)に設定したところ、3D表示は数秒に改善されました。



3D表示時に包絡する必要のない部材のレイヤーの交差グループ番号を「0」に設定することで、3D表示は比較的早くなります!

※交差グループ番号「0」:両方の要素が交差グループ番号「0」の場合、(同じレイヤー上でも異なるレイヤー上でも)交差(包絡)は行われない。


Takayuki.H


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