先日、ArchiCADで鉄骨建方ステップ図の工区をスラブで作成して
さまざまな簡易表現の見せ方をご紹介致しました。
参考記事:鉄骨建方ステップ図の簡易的表現の見せ方(2016.9.14)
http://sherpa-net.blogspot.jp/2016/09/blog-post_14.html
前回の方法は、ArchiCAD上での簡易表現としてはとても簡単で良いのですが、
Autodesk NavisworksなどにIFCを介して変換すると表現できません。
(BIMxへは問題ありません。)
そこで今回は、前回の方法を応用して他ソフトにも対応できるやり方をご紹介致します!
サンプルモデルは、前回と同じモデルを使用します。
(ステップごとのレイヤーセットは、設定済みです。)
①まずはじめに、鉄骨モデルをオブジェクトに変換して再配置します。
(オブジェクトの変換は、[ファイル]の[ライブラリとオブジェクト]から
[選択内容に名前を付けて保存-オブジェクト]でできます。)
②次に工区用スラブを表示させ、[デザイン]の[ソリッド編集]から
[ターゲット]を工区用スラブ、[オペレータ]を鉄骨オブジェクトにし、
[操作]を[交差部]にして[実行]して完了です。
※柱や梁ツールで作成された要素とスラブは[ソリッド編集-交差部]が
できないのでオブジェクトに変換しています。
出来上がったモデルでステップを見てみると・・・
パッと見ると前回の②の方法と変わらないように見えますが、
近づいてみると鉄骨の形ズバリで表現されています!!
この方法で作成すれば、IFCを介してNavisworksなどに持って行っても
問題なく活用できます!!
是非お試しください!!
NF
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