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2014年5月8日木曜日

朝礼時のマンネリ化を防止するポイント

 長期間の工事やサイクル工程に入った際、朝礼時に伝えるべき内容がマンネリ化してしまい工事の職人さんへ内容がキチンと伝わらない(聞こえていない)状態になる場合があります。
 今回はそのような事を防止するために自分が工夫している事を上げます。

1.共通した注意点を挙げるのは極力3つに絞る。

 天候状況や、イベント等朝礼時に伝えるべき共通事項は多々ありますが、極力3つに絞ります(立入禁止区画や工事状況等の説明は除く)。4つ以上になると最初に説明した事や自分(職人さん)あまり関係ない事が忘れられてしまう場合が多い為です。

2.同じ言葉を毎日使わないよう心がける。

 例えば「立馬の適正使用を行う事」と毎日言っていると、その言葉は職人さんには聞こえなくなてしまいます。
 この様な事を防止するため「立馬使用時は設置位置をよく確認する事」「手すり棒を必ず使用す事」等具体的な内容をポイントで言ってみたり、「○○建設さんと△△組さんは立馬を使用するの適正に使用して下さい」と具体的な業者名だすと職人さんの耳に残ります。

3.現場であまり使わない言葉を使用する。

 例えば「本日は天候が悪いので飛散、雨養生を行って下さい」と言うよりも「今日、ラジオで降確率が90%と言っており…」と「ラジオ」という単語を使用してみたり、「冬至という事で日の入りが短です。照明の段取りは早めに行って下さい」と「冬至」というあまり現場で聞き慣れない単語を使用すると記憶に残りやすくなります。

 職人さんに現場の流れについて「理解してもらう事」であり、「朝礼で喋る事」が現場管理の仕事は無いのでマンネリ化(職人さんが理解しない)を防ぐ事が朝礼での重要な目的になります。


朝礼は現場の1日を決める重要な行事ですね


T.S

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