山留壁に出隅がある場合は要注意です。
左の図にあるように、出隅はSMWの芯材も45度傾けて施工する事が一般的です。
しかし、この角度がある為に切梁の圧力がこの芯材には効かないのです。
図に示すような矢印の力が加わる為に、他の場所よりも弱くなってしまいます。
この出隅から漏水することが多いのです。
左の写真は、頭つなぎだけをして下部は補強をしなかった為
に漏水した現場の写真です。
に漏水した現場の写真です。
対応策としてフラットバーで後から補強をかけて、鉄板を張って急結剤で止水をした状況です。
本来なら掘削時に出隅だけは細かく補強をかけるべきでした。
地下工事、特に山留の出隅にはご注意ください。
M.D
M.D
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