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2019年9月27日金曜日

Revit 集計表の使い回し

集計表では、要素の情報を抽出したり、関数を利用して計算を行うことが可能ですが、毎回設定するのは手間がかかります。

そこで今回は、作成した集計表の設定を使い回す方法を紹介いたします。

集計表には、ビューと同様にビューテンプレートを割り当てることができます。
これを使えば、フィルタやグループ/並び替え、自作した関数などを、他の集計表に割り当てることができます。


たとえば、上図の集計表の内容を、他の集計表に適用しようとするには、まず集計表をビューテンプレートに登録します。



登録したビューテンプレートを、他の集計表に割り当てると、フィールドや外観など集計表の設定を引き継ぐことができます。



注意点としては、以下2点です。

  1. フィルタで表示範囲を制限していると、その範囲しか表示されないので、他の部分を表示させたいときは、ビューテンプレートのフィルタのチェックを外しておくと、個別にフィルターを制御することができます。

    また、フィールドや並べ替え等も同様にチェックを外しておけば、個別に設定が可能です。

  2. 行のサイズ変更等、ビューテンプレートが割り当てられていると修正できない項目があります。
    修正できない項目を修正したい場合、一度ビューテンプレートを外して、ビューテンプレートを作り直す必要があります。


集計表は、毎回同じ体裁の場合が多いので、ビューテンプレートを一度整備しておけば後々便利ですね。


R.O

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