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2024年6月28日金曜日

Excel_マクロを利用したファイル名変換

 

大量にファイル名の変更を行う際、Excelマクロを使う方法があります。

▼ファイル名変換マクロを作成するにあたり参考にしたサイト

https://skainoblog.com/getfilename/

https://skainoblog.com/renamefile/

上記のサイトを参考にマクロを作れば4ステップでファイル名変換を行うことが出来ます。

①フォルダを指定

②マクロでファイル名を取得(get_file_name)

③変換後ファイル名の設定

④マクロでリネーム(file_rename)

変換後のファイル名をExcelで編集することが出来るので、置換や区切り位置、TEXTJOIN関数などが使えてファイル名の編集が行いやすいです。

※マクロを一度実行したら取消しが出来ないので、バックアップ推奨。

SI


2024年6月27日木曜日

Flexible Renamer②タグを使ったリネーム

Flexible Renamerはタグを使ってリネームすることも可能です。

使用例:写真に現場名と連番をつける

①ファイル指定を選択
②タグ・リネームを選択
③ファイルをドラック&ドロップ


③書式に現場名_と入力する
④タグ一覧からその他書式3桁連番を選択???が入力される。


⑤開始:1 ステップ:1と入力
⑥現在の名前と新しい名前を確認
⑦リネーム

連番の他、写真データのExif情報をタグとして使い撮影日でファイル名を付けることも可能です。

SI


























2024年6月26日水曜日

Flexible Renamer①ファイル名の変更

 複数のファイルにファイル名の変更を行わなければいけない時に

使用しているソフトを紹介します。


Flexible Renamerです。

連番や文字列の追加、数字や文字列の削除、文字種の変換、文字列の置換、数値の整理、拡張子の変更を行うことが出来ます。

使用例:ファイル名の先頭に日付追加をする場合


①ファイル指定を選択

②リネームを選択

③ファイルをドラック&ドロップ




④連番や文字列の追加→文字列(日時)を先頭からn 文字目に追加を選択

⑤位置と追加文字列の入力

今回は先頭に日付を追加したいので下記の様に入力します。

位置:0

追加文字列:240620_

⑥右側の画面で現在の名前と新しい名前が表示されているので確認

⑦リネームを実行


上記の他にも文字小文字や半角全角を揃えたりすることが出来るので

ファイル名の体裁を整える際に使用してみて下さい。


SI










2024年6月25日火曜日

Power Toys_Always on Top


Microsoft PowerToysを最近ダウンロードしてみました。

PowerToysとはWindowsでの作業が効率化する、便利ツールです。

色々あるのですが中でもAlways on Topがこういう機能あったら捗るよなって思っていた機能だったのでご紹介します。

Always on Top

作業中のウィンドウの上に資料用のウィンドウを固定表示させておきたいときに使います。

Power Toysをインストールし、Always on Topが有効になっている事を確認します。




一番前に表示したいウィンドウを選択し、 (デフォルト: ⊞ Win+Ctrl+T)で

ウィンドウを固定することが出来ます。




固定表示をやめたい時は (デフォルト: ⊞ Win+Ctrl+T)で解除します。


SI


2024年6月24日月曜日

展覧会「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」

 展覧会「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」

カルロ・スカルパ(1906-78)の写真展が東京のイタリア文化会館で行われています。

スカルパはヴェネツィア生まれのイタリア人建築家で、工芸的な装飾技法と素材感を活かした建築で知られています。

今回の展示では写真家関谷正昭(1942-2002)が撮影したクエリーニ・スタンパーリア財団の庭園と、サン・ヴィート・ディ・アルティーヴォレ(トレヴィーゾ)にあるブリオン家の墓の写真が展示されるそうです。

大学時代建築学科のヨーロッパ研修でイタリアへ行った際、自由時間にブリオン家の墓を見学したことがあります。デティールがとても美しかったです。









スカルパによるブリオン家の墓の設計スケッチなども展示されるそうです。

興味のある方はぜひ会場まで足を運んでみて下さい。

展覧会「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」

会期:6月21日(金)~9月5日(木)10:30~13:00、13:30~17:30

休室日:日曜日、月曜日、8月8日(木)~19日(月)

*ただし7月15日(月)は開室

会場:イタリア文化会館(東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線九段下駅より2番出口徒歩8分)

入場無料

SI



2024年6月21日金曜日

Revit_集計表で解析の有効/無効を確認する

解析モデル有効なものと無効なものが混在してしまったときに集計表で判断する方法です。

まずは集計表の「解析」のフィールドから適当なパラメータを追加しておきます。




集計表で値が入っていれば、解析モデル有効になっているということになります。



解析モデル有効/無効の要素が混在している状態で選択すると、

同じファミリやタイプでも解析のチェックがグレーアウトしてしまうため、

一括で設定を変更することができません。


解析は使用しないけど有効の状態でモデリングしてしまっていたときなど、

個別に変更したいときは集計表から解析有効になっている要素を選択し、

無効にする方法が良さそうです。


BooT.one等のアドオン一括有効/無効にできるものもあるようなので、

すべての要素で切替えたい場合はそういったツールも活用してみると良いと思います。


TM

2024年6月20日木曜日

Revit_2つの基準レベルのある一般モデルファミリの作成

ファミリを作成する際にどのテンプレートを使おうか迷うと思います。

一般モデルだけでもこれだけあります。


今回EVシャフトを作りたかったので、2つの基準レベルのある

「一般モデル(メートル単位)、2レベル周り」というファミリテンプレートを

使ってみました。

立面図


「一般モデル(メートル単位)」でも作成できることはできますが、

柱のような振る舞いをさせたいファミリに使うと良さそうですね。

プロジェクトに配置してみると、基準レベルと上部レベルのパラメータがあり、

それぞれにオフセットを設定できます。



つい「一般モデル(メートル単位)」のテンプレートを選びがちですが、

使ったことのないテンプレートも用途に応じて試してみると

作業効率が上がるかもしれません。


TM

2024年6月19日水曜日

避難階の出口までの歩行距離

避難階歩行距離について、何となく直通階段に至る歩行距離の2倍と覚えていましたが、

階段から出口までの距離は2倍とならないので注意が必要です。


【直通階段までの歩行距離】




e-Gov法令検索
より


第125条によると避難階の居室から出口までの歩行距離は、

直通階段に至る歩行距離の2倍以下となっていますが、

階段から出口までの歩行距離は、直通階段に至る歩行距離の数値以下となっていますね。


TM



2024年6月18日火曜日

バリアフリー法の対象となる建築物

バリアフリー法の適用義務となる建築物は、特別特定建築物として定められていますが、

法令で対象になっていない建築物でも一定規模以上だと自治体の条例で対象となってくるものがあるようです。

例えば共同住宅では、バリアフリー法では対象とならなくても、2000㎡以上となると条例で対象となることがあります。

東京都に分かりやすい図があったのでリンクをご紹介します。

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bunyabetsu/machizukuri/bfree/index.html

廊下幅や出入口幅にかかわってきたり、

車椅子の回転スペースやトイレも設ける必要があったり、

プランに影響のあるものもあるため事前に確認が必要ですね。


TM

2024年6月17日月曜日

Bluebeam_ページの置き換え

Bluebeamで色分図などを作成し、設計図が更新されたときなど

下絵のPDFのみ差替えたいときがあると思います。

そのようなときは、ドキュメントのページの置き換えが便利です。

塗りつぶしなどのマークアップはそのままの状態で下絵のみ差し換えることができます。


まずドキュメントからページの置き換えを選択します。


ページのコンテンツのみを置換するにチェックが入っていることを確認します。

(チェックが入っているとマークアップも一緒に置き換わってしまいます。)

予め置き換えたいページのページ番号も確認しておきます。


1ページのみの置き換えや、


〇ページから●ページまでなど複数ページでも一括で置き換えが可能です。


ぜひご活用下さい。


TM


2024年6月14日金曜日

オフィスビル廊下の扉

オフィスビル廊下の扉で見栄え良く思う扉がありました。

廊下に面する扉(たぶんパイプシャフト扉)は

通常、扉の表面にピボットヒンジや取っ手といった
建具金物見えてきます。

しかし下の写真のように建具金物が見えにくく見栄え良く
設置されている廊下の扉がありました。


扉の開閉金具はピボットヒンジではなく隠し丁番と
思います。廊下壁に金物がなくてとても
すっきりとした感じです。鍵が扉の下の方に設置されて
手掛けの掘り込みが扉に作られていました。それと
下枠の下にソフト巾木がとおり扉が壁と一体に見えました。

似たような設計、建具計画の場合もあると思いますので
設計打合せ確認や鋼製建具製作図確認のために
覚えておこうと思います。

T.N

2024年6月13日木曜日

カーテンウォール製作図のチェック その2

昨日は、ACW製作図チェックで作図指示段階で
方立ピッチの再確認と決定について書きました。
その次に難しくいつも時間との勝負、、、と思うのが
鉄骨へのACW用先付け金物形状決定と位置決定です。



鉄骨梁上、梁下に単純にACW用先付金物が取り付けば
良いのですが柱梁近くの剛接合部分やカバープレートなど
どうしても位置計画で干渉がでてきます。

そのような時は構造設計者やFabさん、ACWメーカーさんと
打合せ、確認しながら進めますが写真のようなイメージや
ファスナー断面形状を覚えておいて、
早い先付金物形状、位置決定に役立てたいと思います。

T.N

2024年6月12日水曜日

カーテンウォール製作図のチェック その1

現場でカーテンウォール製作図のチェックをしていますが
いつもなかなか決められず難しいな、、、と思います。

メタルカーテンウオール(アルミ製_以下ACW)で
ACWは一般的に方立方式(マリオン方式)という
細長い方立を上下階の梁又はスラブ間(層間)に架け渡して
方立て間に無目(横架材)渡し、方立と無目に囲まれた部分に
ガラスや金属板等をはめ込む方式です。




ACWデザインは設計者が決定すると思いますが現場での
ACW製作図の作図指示段階で
設計図のとおり進めてOKか,,,変更を考えているかを
確認することにしています。

特に確認する一番大事なこと
方立ピッチを確認、決定することだと思います。
この方立の割付け寸法を決めてしまうと
鉄骨に設置する先付金物位置やACW方立方式のとおり
無目やガラスの大きさすべてが決まってきます。


設計さんのデザイン的な要求を確認しながら、
ACWメーカーさんの性能確認から製作へを
総合的に進めるのが難しいところかな、、、と思います。

T.N

2024年6月11日火曜日

自動ドアの安全規格 その2

昨日は、自動ドア安全規格_その1で
自動ドアの可動する扉の外面からFIXガラス面の寸法で
100mm以下(子供への配慮が必要な場合は70mm以下)を
確認すること,,,を書きました。
でも実際、防護柵って必要かも...と思い
仕事場付近の建物を見てきました。

最近オープンした大規模な商業施設の自動ドアです。



やはり商業施設では防護柵が設置されていますね。
たぶん可動する扉の外面からFIXガラス面の寸法は
70mm以下かな、と思いますが自動ドアの可動する扉の
可動域をガードするように防護柵が設置されていました。

自動ドアの安全対策(JIS4722)の防護柵について
・子どもが容易に登ったり、下に潜り込んだりできないような設計とする
・下部床面との隙間は100mm以下であることが望ましい
・適切に固定し、1,000mmあたり490Nの力で上部を押しても損傷しないこと
・高さは900mm以上とする
・新たな危険源とならないこと
がありますがそのとおり満たしているのかな、、、と思いました。

次はすこし古い事務所ビルの自動ドアです。



自動ドアの安全規格制定前の建物と思いますが防護柵が
設置されていました。でも見てみると前の商業施設の防護柵に
ガラスがはめられていましたがこちらの事務所ビルの防護柵は
フレームだけでした。たしかにこの状態だと自動ドアの
可動域に入ってしまうと衝突してしまうかも、、、と思いました。
やはり自動ドアを見てみるといろいろ気付きますね。
また実際見てみて業務に活かしたいと思います。

T.N

2024年6月10日月曜日

自動ドアの安全規格 その1

建具工事のなかで比較的新しい規格があることを
知りましたので伝えたいと思います。

2017年3月に自動ドア全般にわたる安全規格
「JISA4722(歩行者用ドアセット-安全性)」が制定され、
「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」にも
明記されていました。


要求される安全対策が
1.ドアが開くときの安全対策
2.ドアが閉じるときの安全対策
3.共通の安全対策
4.バリアフリートイレ用自動ドアの安全対策
の4つがあります。

自動ドアメーカーさんと現場打合せし
1.ドアが開くときの安全対策
で扉を引き込む部分の寸法確認をしないと保護柵を
追加しなければならないことがわかりました。


図示寸法で可動する扉の外面からFIXガラス面の寸法が
100mm以下(子供への配慮が必要な場合は70mm以下)を
建具製作図段階で納まり調整できるか確認してほしい,,,との
ことでした。100mmを超える寸法の場合、可動する扉を
ガードするように防護柵は設置する必要があるとのこと。
100mm以下であれば自動ドア工事の速度調整、
保護センサーでJIS対応の安全対策が可能なことを
教えていただきました。

人が扉尻と接触する寸法確認(100mm以下)は
確認が必要と思いますが実際は防護柵を設置した方がよい
建物用途もあるだろうな、、、と思いますし
自動ドアの安全規格のことを覚えておきたいと思います。

T.N

2024年6月7日金曜日

Revit2025の新機能 マテリアルブラウザの改善

今回はRevit2025の新機能マテリアルブラウザの改善についてご紹介します!

Revit2025からマテリアルブラウザでマテリアルの複数選択ができるようになりました!
ShiftCtrl複数選択したりCtrl+A全選択も可能です。


今までファミリ容量を削減するためにマテリアルをdeleteキー長押しで削除していましたが、
Ctrl+Aで全選択して一気に削除できます!

小さなことですが嬉しい改善点ですね。


NF

2024年6月6日木曜日

Revit2025の新機能 ファミリ内での配列数の設定(0と1)

今回はRevit2025の新機能ファミリ内での配列数の設定についてご紹介します!

Revit2025からファミリ内配列数0と1を設定できるようになりました!


今まで洗面カウンターなど配列数を設定できるようなファミリを作成する場合で
配列数0や1の場合には表示用のパラメータを設定したり1と2以上の要素を
それぞれ重複させて構成する必要がありました。
0と1の設定ができることでこれらの仕込みをする必要が無くなりました!

痒いところに手が届くようになりましたね!

是非、ご活用ください!


NF

2024年6月5日水曜日

Revit2025の新機能 シートコレクション②

前回、Revit2025の新機能シートコレクションについてご紹介しました。
今回は印刷セット作成時におけるシートコレクションのメリットについてご紹介します!

Revit2025.1から印刷セットを作成する「ビュー/シートを選択」ダイアログボックスで
シートコレクションごとに表示フィルタすることができるようになりました!
※Revit2025.1(以降)へのアップデートが必要です。


今までは数多くのシートの中から印刷セットを作成するシートを探していましたが、
シートコレクションごとに表示フィルタできることで探す手間が省けますね!

是非、ご活用ください!


NF

2024年6月4日火曜日

Revit2025の新機能 シートコレクション①

今回はRevit2025の新機能シートコレクションについてご紹介します!

Revit2025からシートのプロパティシートコレクションが追加されました。

今までプロジェクトブラウザシートを目的別に仕分けをする場合、
プロジェクトパラメータで目的を入力するパラメータを作成していました。


シートコレクションを活用すればプロジェクトパラメータを作成せずにシートを仕分けできます!


シートコレクションを割り当てるにはプロジェクトブラウザのシートを
右クリックから新規シートコレクションを作成してプルダウンで割り当てます。


また今までシート番号を重複させることができませんでしたが、
異なるシートコレクションの場合、シート番号を重複させることができるようになりました!


今までシート番号目的名の頭文字を入れるなど工夫が必要でしたが
シートコレクション仕分けることでかなり自由度が高いシート番号にできますね!

是非、ご活用ください!


NF

2024年6月3日月曜日

Revit2025の新機能 壁結合のコントロール

今回はRevit2025の新機能壁結合のコントロールについてご紹介します!

Revit2025.1から壁結合のコントロールが簡単になりました!
※Revit2025.1(以降)へのアップデートが必要です。

壁を選択すると壁の両端コントロールが表示せれるようになりました。


今までは結合コントロールする側のスナップ右クリックして
結合の禁止または許可する必要がありました。


1つ注意点として、壁の長さによってある程度画面をズームしないと表示されないようです。


クリック数が減るので少しですが作業効率が上がりそうですね!

是非、ご活用ください!


NF