先回、プラント建設と一般の建設について違いを見てみましたが、
今回は、図面データの管理方法について見てみましょう。
一般建築の場合は、建物の数がそれほど多くないはずなので図面の
データを格納するフォルダは、
第一階層→図面種類(設計図、施工図、製作図など)
第二階層→更にカテゴリ分け
というイメージですが
これに対し、プラント建設では規模が大きく各エリアが機能的に分かれ、
それぞれに特化した建物群や施設が複数集まっています。
よって図面枚数が非常に多いという特徴があるので、いかに目的の図面を
早く見つけられるように格納、管理するのかが重要になってきます。
プラント施設のおさらいで大きく4つに分けた内容は、
①建屋施設
タービン建屋をはじめ、各電気室、機械室、倉庫など
②大型機械架台
タービン架台、ボイラー基礎、煙突基礎など、
③プラント施設
②以外の機器基礎、タンク基礎、貯水槽、地下ピットなど
④接続連結施設
配管ラック基礎、トレンチ、水路、洞道など
でした。
なので第一階層の決め方は、その図面枚数の多さから
①建屋施設は「建物名」で、
②大型機械架台は「機械架台名」で、
③中小規模のプラント施設は「各エリア」ごとに、
④接続連結施設は、各エリア内で完結できれば「各エリア」
になりますが、全体に配置されているものに関しては、
やはり「全体(施設名)」とするのが良さそうです。
MK
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