要素プロパティとは
要素プロパティとは、ユーザーが自由にカスタマイズできるArchiCADのプロパティのことです!まずは、ArchiCAD19と比較してみましょう!
試しに壁の設定画面を開いてみると、、、
大きく3点変わっていました。
①[タグとカテゴリ]が[カテゴリとプロパティ]に名称が変更
②要素分類が[カテゴリとプロパティ]の一番最初の項目に移動
③要素プロパティの項目が追加
この③の部分がユーザーがカスタマイズできる部分で、
予め設定しておいたプロパティの値を、設定画面や一覧表などで編集することができます。
デフォルトでも要素プロパティがセットされているので、
試しに要素の設定画面から値を編集してみましょう!
プロパティ値の編集
まずは、[一般性能]のグループにある[耐火性能]を編集してみましょう。
[耐火性能]の欄をクリックすると、三角マークがでてきます。
これをクリックすると、ドロップダウンリストが表示されました!!
この中から設定したい項目を選択して完了です。
次に、[認定番号]を入力してみましょう!
[認定番号]の欄をクリックしてみると、今度は、テキストボックスが表示されました!
こちらは手入力して完了です。
このように、各要素プロパティによって、様々なデータのタイプを設定することができます。
ちなみに、各項目の左側にあるリンクアイコンをクリックすると、、、
このように、デフォルトで設定していた値に戻ります!
うっかりここをクリックしてしまうと元に戻ってしまうのでご注意を!
またIFCマネージャーのリンクアイコンとは機能が異なるのでご注意を!!
要素分類ごとの割り当て
ArchiCAD20では、要素分類ごとに要素プロパティを割り当てることができます。どういうことかというと、例えばデフォルトの[壁]と[オブジェクト]の設定画面を比較してみると、、、
要素分類と要素プロパティの項目が異なります!
これは[家具]の要素分類に設定されている項目が、「壁」とは異なるためです。
ちなみに、要素が「壁」でも要素分類を「家具」に設定すると、「家具」に割り当てられた要素プロパティを使用することが可能です。
このように、要素分類ごとに必要な要素プロパティをカスタマイズできるので、使い方の幅が広がりそうですね!
さて、要素プロパティがどんなものかご理解いただけましたか?
次回のPart2では、要素プロパティの作成方法についてご紹介します♪
R.O
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