ある物件で屋上の梁上や外壁面にサイレンサーがありました。
サイレンサーと聞いて騒音対策の装置であることは分かりましたが具体的にどのような設備なのか検討が付かなかったのでまずは簡単に調べてみました。
仕組みとしては音の共鳴減少などを利用して吸音したり、いくつかの仕切りを設けて仕切り部分に音をぶつけることで吸音したりしているようです。
そして空気の通り道を作っていることで空気の流出入を妨げないなどの効果を持つ設備とわかりました。
確かにバイクのマフラーや送風機の吸排気口にもいくつかの仕切りがあったりするのを思い出しました。
また調べていくと最近では工事現場の防音壁のトップにサイレンサーを用いて防音壁の高さを押さえつつ、騒音対策をしているような事例もあるとわかりました。
さて今回は図面から箱形のものが並んでいて外壁面や屋上の梁上にある状態でした。
↓屋上の梁上のサイレンサー(上が平面、下が断面)
そこで屋上のサイレンサーはガラス屋根、外壁面のサイレンサーはカーテンウォールで表現してみました。
一つ一つの箱形状のものをマリオンで作り、一つ一つのセグメントの位置を調整する事で図面の位置に箱形状のものが配置できるようにしています。
↑ガラス屋根で表現した屋上の梁上のサイレンサー
↑セグメントの調整
↑カーテンウォールで表現したサイレンサー
今回はサイレンサーでしたが今回のように同一形状のものが配列になっているものを表現する際、カーテンウォールはとても便利で活用の幅が広いなと感じます。
Y.N
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