一般モデルファミリは配置している平面ビューで回転ツールを使って回転が可能です。
一方立面・断面ビューでは回転ツールを使って回転しようとするとエラーが出たりするなど回転不可能でした。
↑Autodeskのサイト(https://www.autodesk.co.jp/support/technical/article/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/kA93g00000002ML.html)でも解説がありました。
ただどうやっても回転させることは不可能なのか、調べてみました。
結果立面で回転させて配置する方法としては3つありました。
まずは勾配面をホストにして配置させる方法です。
床などでホストになる勾配の面を作ってその面に「面に配置」でファミリを置きます。
ただホストの面と同一勾配しか不可能で、かつホストにしたい面が変わるなどした場合は再配置する必要があります。
もう一つの方法は作業面を描画して配置する方法です。
任意の勾配の参照面を立面もしくは断面ビューで描画します。
そして「作業面に配置」から描いた作業面を選択して配置します。
床をホストにしていないため配置する床などの勾配面の勾配に依らず任意の勾配で配置が可能です。
ただ勾配が変わった場合は再度参照面を描き直して、再度作業面として設定し直す必要があります。
どちらの方法もファミリを回転させるためにファミリを配置する面自体を回転させる方法でした。
注意点としてはファミリの編集画面で「作業面ベース」のチェック欄がオンになっていることが重要です。
最後もう一つの方法はファミリ自体に回転のパラメータを設定する方法です。
こちらは次回ご紹介します。
Y.N
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