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2023年8月9日水曜日

デッキプレートの考え方

デッキプレートの考え方ですが、通常はコンクリートのボリュームが少なく、

建物の自重が抑えられると共に経済的な合成デッキプレートが基本となります。

デッキ合成スラブは、デッキプレートとコンクリートが一体化して応力に

抵抗するため、デッキプレートも構造体の一部になります。




スラブが受ける積載荷重が大きい範囲は、鉄筋付きデッキプレート

使う場合が多いと思います。

フェローデッキはプレート部分が捨て型枠でNCデッキはプレート部分も構造体に

なりますので、経済的ですが傷を付けないなどの管理が必要になります。




大きな開口をあける必要がある場合は、フラットデッキプレートを使って、

鉄筋工事で開口補強を行います。このデッキは捨て型枠になります。



構造図のスラブ色分図の他に、意匠図の室名から上記で想定した色分図を作成して

重ね合わせをして確認すると、プラン変更で室用途が変わっているが、構造図が

追いついていない場合などが確認できることがありますよ。



sakamoto

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