BIMモデルを作成時の勾配の梁を入れる際の留意点です。
モデリングをする際にダイアフラムを考慮せずにモデリングをした場合、梁の勾配の
ポイントを柱面とすることが多いと思います。
しかし、実際には柱面ではなくダイアフラムの端が勾配のポイント(折れ点)になります。
スラブ勾配や梁レベルをモデルを用いて検証する場合は、最初にダイアフラムの出寸法を
決めて、勾配ポイントをダイアフラム端からとしないとせっかく検討した勾配・レベルが
変わってしまい台無しです。
ダイアフラムの出寸法は柱鉄骨の板厚によって決まる場合もあるので、まずは構造設計、
FABとの確認が必要です。
また、複数の梁レベルが取り合う場合は内ダイアとなる場合があります。
この場合は柱面がポイントになります。
特に直接梁でスラブを受ける場合は、梁の勾配如何でスラブの断面欠損も考えられる
ので十分注意しましょう。
T.F
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