以前Revitで地盤モデルで擁壁を作成している時に、擁壁と塀の違いって何だろう?
と気になったのでご紹介します。
擁壁と聞くと、このような傾斜掛かった高いものを想像しませんか?
でも、このように境界フェンスブロックのようなものも擁壁だったりするんです!
では、どう違うかというと
塀:両側の土地に高低差がないもの
擁壁:土地の高低差がある場合に土が流れ出さないように押さえるもの
どう違うか簡単に図化してみました。
(緑色の物体が塀・擁壁になります。)
まずは塀の場合
図で表すと分かりやすいですね!
てっきり境界として利用されているのが塀だとばかり思っていました。
擁壁は「崖などの崩壊を防ぐ」という目的があったのですね!
ちなみに、土留めという言葉もよく聞きますが、
壁状の構造物そのものを指しているものが擁壁
工事のことを指しているものが土留め となります。
2021年6月に大阪の西成で擁壁が崩壊して、住宅が崩落した事故がありましたね。
擁壁にはらみがあったり、水抜きが詰まっていたり、ひび割れがあったら注意してくださいね。
N.SS
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