外壁パネルの目地など、目地幅はどのように決められるかご存じでしょうか?
ワーキングジョイントでは下記の4つに分類されます。
1.温度変化による部材の熱伸縮
2.地震による層間変異
3.風による部材のたわみ
4.部材の含水水分の変化による変形
ノンワーキングジョイントについてはムーブメントが小さいため目地幅の算定は必要なく、
目地の幅・深さによる許容範囲に納まるように設定します。
例えば、PCやALC、ECPなどは地震による層間変位により、目地にムーブメントが生じ、
シーリング材にせん断変形がおこります。
地震時の層間変位量は構造設計で設定しており、シーリング材の種類により、
30~60%程度の間で許容値がありますので、この許容値に納まるように
目地設計を行います。
詳しくはペンギン会さんやセメダインさんのHPに載っていますので、
確認してみて下さい。
https://shohan.com/products/catalog/general11
https://www.cemedine.co.jp/architecture/waterproofing/joint/
sakamoto
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