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2021年12月6日月曜日

標準仕様書と監理指針は誰に対して?

 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修の公共建築工事標準仕様書

建築工事監理指針は、誰を対象として書かれているかご存じでしょうか?

下図は監理指針の1章「各章共通事項」の1節「共通事項」です。




「標仕」に規定している事項は、一般的に契約書の規定により定められた現場代理人

対する内容になっており・・・とありますので、標準仕様書は主に施工者に対して

書かれたものになりますね!


では、監理指針はどうでしょうか?

下図は監理指針の1章「各章共通事項」の目次です。



監理指針の一番最初に「監督職員の立場及び業務」について書かれていますので、

監理指針は主に国交省の監督職員に対して書かれたもので、

この内容で監理を行うものです。

また、「標準仕様書の規定の意図を正しく伝えるための解説書として、

また、注者の立場で工事監理等を行う場合の技術的参考書として・・・」とも

ありますので、私達も購入することができるのでしょうね。


標準仕様書では「〇〇を提出する」などと書かれており、

監理指針では「〇〇を承諾する」などと書かれていたりします。

誰に対して書かれたものかを理解すると、上記も理解できますね!


sakamoto

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