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2020年3月3日火曜日

Revit 鉄筋ファミリ!⑦

鉄筋を配置していて気を付けなければならないことがあります。
配置した鉄筋は、躯体で設定したかぶりに拘束されますが、
杭頭筋、基礎、柱、梁など作成していくうちに
この拘束があらぬ場所に掛ってしまうことがあります。
そうなると鉄筋が正規の位置に配置されなくなります。

特に鉄筋をコピーして配置した場合は注意が必要です。

そうなってしまった場合は、拘束を編集することが出来ます。

鉄筋を選択すると、リボンのタブが[修正/構造鉄筋]に変わるので、
[拘束を編集]を選択します。






数値が現れ、拘束している部分がオレンジ色に変わります。



図の場合は、鉄筋の芯が梁の躯体の面に対して113.5㎜中に入ったところで拘束されて
いることになります。
数値の前のチェックを入れると躯体のかぶりのラインからの数値に変わります。



鉄筋の配置をしていて正規の位置に来ない場合は、この拘束が他の部位に掛ってしまっている場合が多いと思いますので、『どこに拘束させるか』をクリックして再度割り当て直します。

平面図や断面図で編集できる方向が異なります。
鉄筋の断面のみ表示されている場合は水平・鉛直方向に切り替えることが出来ます。


梁の主筋であれば、梁の躯体の面に確実に拘束されていることが理想ですが、
配置している鉄筋が多くなってくると躯体の面に拘束させても動かない時が有ります。
そんな時は
わざと他のものに拘束させると任意に移動することが出来ます。

                                 T.F

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