前回の続きです。
鉄筋を曲げてみたいと思います。
鉄筋を曲げる方法は大きく2つの方法があります。
1つは、インスタンスパラメータの「始端フック」「終端フック」で行う方法です。
このフックの曲げ角度や余長などは、
鉄筋棒ファミリのタイプパラメータ内で設定されています。
フックの「自動計算」や角度は、プロジェクトブラウザから
フックのタイププロパティを開くと分かります。
「延長の乗数」が一応、余長ということになりますが、
鉄筋棒の実径をD25なら「28」と設定すると、「28」で計算されてしまいます。
安全側なので良しでしょうか。
もう1つの方法は、鉄筋を選択後、「スケッチを編集」をクリックします。
すると、スケッチモードになるので、線が一筆書きとなるように線を描くと
自由に形状を編集することができます。
この時の曲げ径は、鉄筋棒のタイププロパティ内の、
「折り曲げ 内法直径」です。
つまり、Revitの鉄筋には、
・「鉄筋形状」
・「鉄筋棒」
・「鉄筋フック」
の3つのファミリで構成されていることが分かります。
ただし、外に保存できるのは「鉄筋形状」のみ。
この「鉄筋形状」に「鉄筋棒」「鉄筋フック」を内包することになります。
「鉄筋棒」は、材種、径毎、に設定しないといけないことが分かります。
「鉄筋フック」は「鉄筋棒」ごとに決められた値を設定しておきます。
「鉄筋形状」は良く使う形状を用意しておくと良いですね。
また近いうちに、鉄筋ファミリの調整方法について紹介したいと思います。
FH
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