ガラスの種類で倍強化ガラスはご存知でしょうか?
倍強度ガラスは、フロート板ガラスを加熱し冷却する熱処理工程を
加えることによって、ガラスの表面に圧縮応力層をつくったガラスで、
同板厚のフロート板ガラスに比べて耐風圧強度と熱割れ強度を約2倍に
したものです。
下記表の「HS 200」が倍強化ガラスです。
使用用途としては、下記の3つになります。
1 スパンドレル部など熱応力により熱割れの可能性が高い部位
2 ビル高層部と低層部あるいは一般部と隅角部など色調の調和・サッシ断面の
統一を図るため、ガラスの厚さを統一したい場所
3 設計の際、製造されていない厚さの熱線吸収板ガラス、熱線反射ガラス、
高性能熱線反射ガラスで耐風圧強度を満たす代替品を必要とする場合
また、強化ガラスのように割れた破片が粒状にならず、飛散防止フィルムとあわせて
破片の落下防止対策を行いやすいガラスです。
sakamoto
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