これをALC(縦壁ロッキング工法)の場合で確認してみましょう。
ALCの場合は、本体鉄骨から取付下地(通しアングル)を受けるための本体鉄骨下地
があり、外装材側は取付金物を固定するALC内に仕込まれた内蔵アンカーが
下地と考えられます。取付下地と取付金物が接合部材になります。
接合部材は、基本的には外装側の施工範囲になります。
外壁材の精度が決まる部分であるので、責任範疇といえますね。
があり、外装材側は取付金物を固定するALC内に仕込まれた内蔵アンカーが
下地と考えられます。取付下地と取付金物が接合部材になります。
接合部材は、基本的には外装側の施工範囲になります。
外壁材の精度が決まる部分であるので、責任範疇といえますね。
重要なのはクリアランスです。
クリアランスで鉄骨の施工精度を吸収しなければなりません。
一般的には、条件が一番厳しい本体側下地が本体鉄骨と兼用していて、
鉄骨梁の外面=柱面の場合で考えると、一番ALC面に近い本体側鉄骨は
柱のダイアフラムで通常25㎜と、鉄骨の施工精度の管理許容値である
柱の倒れe≦H/1000かつe≦10mm(建築工事管理指針より)
から10㎜を最大と考えて計35㎜となります。
鉄骨梁の外面=柱面の場合で考えると、一番ALC面に近い本体側鉄骨は
柱のダイアフラムで通常25㎜と、鉄骨の施工精度の管理許容値である
柱の倒れe≦H/1000かつe≦10mm(建築工事管理指針より)
から10㎜を最大と考えて計35㎜となります。
縦壁ロッキング工法
ダイアフラムの板厚が大きくなり、ダイアフラムの出の数値が大きくなれば、
その分、クリアランスも大きくしなければなりませんので注意が必要ですね。
その分、クリアランスも大きくしなければなりませんので注意が必要ですね。
横壁アンカー工法の場合は、柱部分の考え方は縦壁と同じですが、梁の部分は、
梁成が大きくなると梁の中央部分に取付く取付金物を締め付けができるように
クリアランスを100㎜~150㎜とする必要があります。この場合は、本体鉄骨の
位置は柱=梁面とならないため、本体鉄骨下地のピースアングルが必要になり
ますので注意しましょう。
梁成が大きくなると梁の中央部分に取付く取付金物を締め付けができるように
クリアランスを100㎜~150㎜とする必要があります。この場合は、本体鉄骨の
位置は柱=梁面とならないため、本体鉄骨下地のピースアングルが必要になり
ますので注意しましょう。
横壁アンカー工法
T.F
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