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2018年3月2日金曜日

ArchiCAD 周辺建物の照明表現


前回、CineRenderのランダムな材質を設定する方法を紹介しました。
今回はもう少し応用して、夜景のシーンをレンダリングする際の周辺建物を、よりリアルに表現します。



材質設定

前回は、ランダムなタイルの色を表現するため材質の「カラー」をランダムにしましたが、今回は窓ガラスを発光させることで、窓からの光がランダムに点灯している様子を表現したいと思います。

材質設定を開き、[CINERENDER 設定>発光>テクスチャ>シェーダー効果]の中から[バリエーション]を選択します。


後は前回同様、グラデーションの色を設定します。
黒で消灯を表し、白やオレンジなどで、色温度を表現します。

設定が完了したら、窓ガラスに作成した材質を割当てます。


レンダリング結果

それではレンダリングしてみましょう。

結果は、、、



このとおり窓からの光がランダムに点灯しています。

ちょっとリアルさが足りない仕上がりになってしまいましたが、もうちょっと調整したりエフェクトをかけたりすればより良くなりそうですね。



おわりに

CineRenderに追加されたランダムは、レンダリングの表現力をあげるのに一役買う良い機能ではないでしょうか。様々なシチュエーションで使えそうですね。


R.O

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