http://sherpa-net.blogspot.jp/2017/10/1.html
今回は、目地を通す、通さないという、目地の繋がりから、『芋』か『馬』かと
いうことを考えて見ました。
通したくなる目地として、壁目地と床目地や、壁目地と腰壁の目地があります。
これも施工側は気を使いますよね。
場所で言うと、エントランスホールやトイレなどが有ると思います。
エントランスホールは、通常、建物の顔として仕上グレードが高いので極力仕上げにも
気を使って仕上たいところなので、壁と床の目地をずれなく通したいところです。
トイレも壁と床のタイルの大きさが同じ場合が多いため、結局のところ目地を通す『芋』とすることが多いですね。
裏方となるところはあまり気を使わずに合理的なスパンで目地をいれ、外壁とは合わせていない場合が良く見受けられます。写真のように、商業施設の屋上塔屋は外壁の目地と腰壁の目地のずれが小さいとちょっと違和感を感じてしまいます。『馬』とは言い切れない感じがしますね。出来れば外壁の目地の真ん中に近いところに来るように配置をしたいところです。工場の腰壁なども、同様に微妙なずれが気にならない『馬』に出来ると見た目も良いと思います。
目地を通すということは日本の建築文化でも有ると思いますが、ずれを目立たせないという考えもありでよね!
T.F
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