鉄筋の断面が円であるため、モデルが出来上がったころには、ポリゴン数
が増えてしまい、作図画面での動きが遅くなってしまうことも度々あります。
(2013年8月9日掲載 ArchiCAD ポリゴン数は控えめに!参照)
では、どのツールで作図をするのがデータ容量として良いのだろうかと思い
ArchiCADで普通に使用できるツールで作成したときのデータのポリゴン数
とデータ容量の比較をしてみました。
比較したのは、下記の3つのパターンです。
①パイプツールのみで作図
②自由部材のみで作図
③梁・柱ツール+自由部材(曲がり部)
鉄筋の形状は、L型に曲げた鉄筋を500本コピーを作成。
結果は。。。。
①パイプツールのみで作図
ポリゴン数 :111,000
データ容量: 6.96 MB
②自由部材のみで作図
ポリゴン数:111,000
データ容量:7.42 MB
③梁・柱ツール+自由部材(曲がり部)
ポリゴン数:87,000
データ容量:7.01 MB
ポリゴン数が一番少ないのは、③梁・柱ツール+自由部材でした。
意外だったのは、パイプツールで作成したものは1つのオブジェクト、自由部材で作成した
ものは、3つのオブジェクトで構成されていますが、ポリゴン数は変わらなかったということです。
データ容量が一番少ないのは、①パイプツールのみでした。
いずれも大きくは変わらないようです。
作図方法は、自分が扱いやすいツールでよさそうですね。
鉄筋モデルは、鉄筋径によってフックの半径や曲げ長さ、定着長も変わります。
効率よく作図ができる材料倉庫を作って置くことがのでお勧めします。
T.F
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