表現の上書きを使った掘削底レベルの色分けとそのコツを紹介します。
法面作成は2015年10月18日の「基礎躯体モデルを利用して掘削法面モデルを作成」
http://sherpa-net.blogspot.jp/2015/10/archicad_28.html
で効率的に作成できる手法を紹介している。それに掘削底のレベルの色分け図を作成する手法とコツを追加
■POINT
掘削面で減算された敷地(メッシュ)で屋根を作成し、平らな面(掘削底)を「表現の上書き」で色分け
※「メッシュから屋根を作成」はVIPツール、「表現の上書き」はAC20新機能
※法面の作成は以前のブログを参照下さい。
①減算されたメッシュを用意
②メッシュを選択し[デザイン]-[デザイン補助]-[メッシュから屋根を作成]で屋根を作成
屋根のみの状態
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③[条件と選択]で勾配のある屋根を選択し、削除⇒屋根の厚み分高さを上へ移動
POINT:屋根ツールの基準高さが屋根下端になっている為
条件と選択などで不要な屋根を選択削除
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④表現の上書きルールで屋根レベルに対しての色などのルールをレベル毎に作成
⑤④のルールを追加した表現の上書きセット作成
⑥上書きセットを⑤で作成した上書きセットにするとレベル毎に色分けされた掘削底が作成される。
⑦色分けされた屋根とメッシュで作成された掘削モデルをワークシートツールで2D化してレイアウトで
重ねれば簡単に掘削レベルが色分けされた掘削計画図が作成される。
A.M
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