前回、2020東京大会での選手村の仮設建築に使われた大量の木材に部材個々に番号を振って、BIMを活用して管理されていたという事例をご紹介しました。
東京大会の事例ほどではないですが、最近のプロジェクトで施工時に杭の管理をするために1本1本に個々の番号を振って管理できるようにした事例があったのでご紹介します。
以前原点からの座標をパラメータで管理できるようにした杭のファミリの事例をご紹介しましたが、まさにその杭1本1本を[位置を示せる原点からの座標ー杭の詳細情報]を集計表そして図面と相互に見て管理しやすいように1つ1つに番号を振っていきました。
杭の番号はインスタンスパラメータでそれぞれ1個ずつ連番で振られるようにしました。
そして図面では↓タグで符号や杭番号を示し、
↓集計表で各杭の詳細な情報をリストで管理できるようにしています。杭番号が図面とリストで対応している形となっています。
必要な情報が多い場合は図面でタグで表示する情報を最低限にして、上記のようにここに番号を付けてリスト化した集計表を図面と一つのシートにまとめることで情報を表示するというのも一つかもしれません。
Y.N
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