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2024年8月8日木曜日

「ペルチェ素子」を使った熱中症対策

暑い日が続きますね。

今年もニュースで熱中症の方が何人というニュースをよく目にします。

そして街中ではポータブルファンなどを持った人や、建設現場では空調服を着た職方を見かけるのが当たり前の光景になってきました。

特に屋外の仕事が多い建築の業界では熱中症対策がさまざまな方法で取られるようになっていると感じます。

そんな熱中症対策のグッズで最近気になったのが「ペルチェ素子」を使った冷却グッズです。

「ペルチェ素子」とは電流を流した際に吸熱する面と発熱をする面に分かれる半導体です。


画像はhttps://www.matsusada.co.jp/column/peltier_module.htmlより
↑原理も詳しく解説されています。

「ペルチェ素子」が使われている事例で身近なのが冷蔵庫の冷却やパソコンのCPUなどの冷却です。

日常的に仕事でパソコンを使う我々にとって、CPUの冷却がうまくいかないと動作が重くなったりといったことにもつながるので実は普段からとてもお世話になっている存在でした。


そんな「ペルチェ素子」の吸熱(冷却)の原理を活かし、肌に接触させて体温を下げる効果を狙ったウェアラブルなグッズが様々出てきているようです。

さらに興味深かったのが肌の接触面が吸熱面だけでなく発熱面にもできるようにして冷感・温感を切り替えれる1年中使えるウェアラブルグッズも出ていることでした。


空調服、ポータブルファン、ペルチェ素子を使った冷却グッズそれぞれのメリット、デメリットをよく検討したうえでより効果的な対策を取れるといいですね!

Y.N

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