東日本大震災の関連記事
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・『建築を考える』・・・吹抜の天井
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東日本大震災で大規模空間を有する建築物において
天井が脱落した事案が多数生じたことや、
エスカレーター等の脱落事案が複数確認されたことで
建築物等のさらなる安全性を確保するため、建築基準法施行令が改正されました。
災害から学び、同じ事故が起こらないように少しでも多くの人が助かるべく、
行動を変えることが重要だと思います。
仙台市 (city.sendai.jp)より引用)
以下は建築と離れた内容となりますが
今年初めの能登半島地震において、亡くなった方の死因を分析した調査では、
家屋の倒壊による圧死が4割、身動きが取れない状態で
寒さで体力が低下したと考えられる凍死が1割という結果が出ています。
今年は雨と雪が例年より多かったため、水分を含んだ土が土砂崩れし、
半島北部に通じる道路が寸断されて救助の到着が遅れをとりました。
救助を待つ間に死亡した事例が多いそうです。
100年前の関東大震災では、地震発生時が昼食準備の時間帯であったことで
大規模な延焼火災が拡大し、亡くなった方の死因のほとんどが焼死となっています。
地震の被害は土地、天気、時間帯、条件が重なり拡大してしまいます。
初期消火や災害用品の準備がより多くの命を救う可能性があるんだなと改めて思いました。
皆さまは災害の備えはどれほどされているでしょうか。
震災時はガラスや瓦礫が散乱し、怪我や感染症が起こりやすい環境となります。
大都市では特に混乱した状況となり、救助が行き届かない場合もあります。
ちょっとした準備がいざというときに助けになります。
倒壊した建物に閉じ込められたときにホイッスルを持っていたから救助を得られた、
アルミブランケットを持っていたから低体温による免疫力・体力の低下を防げた、
いざというときにすぐ使える状態にあることが大事です。
自宅だけでなく会社や学校などの、普段生活している場所での
情報収集・災害用品の準備も心がけたいですね。
用品だけでなく、応急処置の仕方や避難の情報を見聞きしているだけでも
いざというときによりよい判断が出来ると思います。
画像引用:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/index.html
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